お金持ちになるのは難しいでしょうか。その②

さて、どうすれば、良いのでしょうか。

まず、自分を知ってください。

N年前、ある窃盗犯はインタビューに応じて、こう言いました。

「自分は過ちを起こってしまいました。着実に努力すれば、自分の優れた資質で、すでに金持ちの社長になるはずです。」などなど。

そうなんですか。僕は聞きたいです。どこからの自信でしょうか。金持ちの社長はそんな簡単になれるものと思っているのでしょうか。

これは僕は近年で分かってきた問題です。

教育問題かもしれません。多くの人々は自分は凡人であることは認識していないようです。

この認識問題で、多くの人々はごく普通の人間でありながら、努力もしません。怠け者でありながら、社会に対して不満を持ち続けています。

この状況は、収入は少ないのに、多額の債務を負う人と同じく、自己破産の水際に走っています。

しかも自分は凡人であることは認めないことで、最重要な資質も見失います。

「バカ努力」

僕大学の時、英語単語クラブに入っていました。そのクラブの主旨は”すべての単語を覚えれば、すべての文章が読める。”です。

その時、英語はダメで、何とかしようと、一所懸命に単語を覚えていました。一つの単語を何十回も、何百回も書き写ししました。その後、僕の英語力はバカほど成長し、今アメリカ人に英単語を教えるぐらいになったのです。

このことは僕への影響は莫大です。たくさんのことはそこから徐々にわかってきました。例えば、ゆっくりスタート。

アメリカでは、お金持ちはパーソナルコーチを雇って、トレーニングをして、スタイルを保つのは一般的と言われています。

それはパーソナルコーチがいないと、トレーニングできないわけではありません。励まされないかぎり、自分の成長は体感できず、何日でやめてしまうからです。

しかし、パーソナルコーチがいれば、励まされ、コーチのいうペースでやればスタイルがよくなるのは間違いありません。

想像してみましょう。毎日、心肺功能が良くなったとか、背部の筋肉は付いたとか、2キロ―も多く走れたとか、と励まされれば、途中でやめることはないでしょう。嘘と分かっても、褒められるから、続ける努力が生み出されます。

考えればわかるように、成長しようとするが、難しいのはいつも諦めたいからです。

成長の成果が見えないから、成長したとわかりません。

しかも何のこともゆっくりスタートであり、最初は効果がないものです。

例えば、僕は百万字を書いたが、反応は全くありませんでした。しかし、2個目の百万字を書いたとき、徐々に見る人が来ました。

仮に、僕の目標は”人の注意を引き寄せる”のであれば、最初の百万字を書いた時、すでに諦めてしまいました。

先ほど、お話した英単語の件も同じです。

たくさんの苦労をして、5千個の単語を覚えても、全く役に立ちません。8千個になったら、やっと効果は出始めます。60%の人はスタートラインで倒れ、残り30%の人は合格ラインの前に死んでしまいました。僅か10%の人は合格ラインを突破することができます。

1万個の英単語を覚えて初めて、アメリカ番組で何を話しているかはわかるようになります。

プログラミングも同じ、ある有名なプログラマーはこう言いました。「飛行機のパイロットの経験豊富かは飛行時間で分かり、プログラマーになるために、まず1万行のプログラムコードを書きなさい。」

これをいうのはパーソナルコーチを雇って、というつもりはありません。”ゆっくりスタート”というのは、物事の進行に内部ロジカルが存在していることが理解してほしいです。

結果を気にしないことを学んで、何かをやりましょう。結果を待つことはなく、成果が見えないから怠けてはいけません。こういう人の弱点を克服するのは成長につながります。

そして、英単語を覚えた件にもう一つの新しい認識が得ました。それは「天才」ということ。

                               つづく。